
後楽園が期間限定で8月31日まで、毎日PM9時30分まで「幻想庭園」として開いていますので、早速カメラを片手にやって来ました。ワタクシの他にカメラオヤジ達も多数いましたが、彼奴等はライトアップした後楽園が目的なので、大体が三脚を持参しています。しかしワタクシは、最近の自分の課題として、夕方や朝の光を活かした写真を撮ることにしていますので、彼奴等とは写真を撮る時間帯が違います。だ・か・ら、早々と三脚立てて場所を陣取らないで頂きたいですな。

セミの勢力が少なくなり、赤とんぼが舞っている後楽園は、夜だけではなく、夕方も幻想的です。ホント岡山県民でよかった。

今回は、DFA50mmとGR3をお供にしています。どちらも逆光耐性は素晴らしく、フリンジやゴーストもあまり気になりません。特にDFA50mmは、世の中全てのレンズの中でも最強でしょう(って何が?)。まぁワタクシの勝手な妄想なので、ペンタファン以外は半笑いでスルーして下さい。

この色合いや風景はニッポン人なら誰でも郷愁を感じるでしょう。でもワタクシにはその様な田舎はないです。キャプションの爺さんの家は、血が繋がっていない爺さんで、行っても他の子供達に比べて、ワタクシにはよそよそしかった様な…(被害妄想?)。だからこそ、その様なモヤモヤがより郷愁感を感じさせるのでしょうか。

今回もRAWで撮って、Lightroomで現像しています。Lightroomのプロファイルでモダン09というのをベースに、露光量やRGBをポイントカーブで調整しています。

露光量をちょっと落として、ポイントカーブのRの真ん中あたりをちょっと上げると、なんだか夕方感が上がります。うん…朝には見えないでしょ?ね?ね?

こちらは露光量は変えず、ベースの暖色のフィルターをそのままにして、ポイントカーブのGの真ん中をちょっと上げると…はぁ…夕方の気怠さを感じるモミジになります(と思う…)。

西日の影が長くなり、だんだんと暗くなって来ました。夏のクソ暑い強烈な西日ではなく、確実に秋に近付いている優しい光です。その光をうまく写真に撮り込みたいです。

ところどころライトが点灯し始めました。もうそろそろ帰ろうかな…。これから秋になり、冬が来て正月が来る。その間いっぱい写真を撮ることでしょう。もっともっとたくさんシャッターを押したいです。今ままで酒で失った時間を取り戻すためにも、ファインダー越しで感動する何かを見たいですね。

今回の機材 ペンタックス K-1 Mk-2 + HD PENTAX-D FA* 50mm F1.4 SDM AW / RICOH GR3

