乙女心は秋の空…さっき晴れてたと思ったら、もう曇って雨が降ってきた…とはよく言ったものですね。
それでなくとも今年の秋は、台風がよく来ていて晴れの日が少ないです。
また午前中は晴れていても、午後は曇ったり雨が降ったりする日も多いです。
だから、今回みたいに朝からスッコーンと晴れて、気持ちいい日はあまりなく、午後の柔らかな日差しを受けての撮影も中々できませんでした。
一体何度、天気予報を見て一喜一憂したことでしょう。酒ばかり飲んでいたあの頃は、雨が降ろうと雪が降ろうと晴れようと、ただただ酒を飲む口実にしていたというのに…。
秋の午後のキラキラした風景…子供の頃は当たり前で何とも思わなかったのが、オッサンになると自然に目頭が熱くなり、頬に熱いものが流れます(ウソです)。
酒をやめれば、こんな世俗に塗れた薄汚いオッサンでも、秋の優しい光に感動できます。
ただ哀しいのは…老眼が進んできて、子供の頃のようにクッキリと見え辛くなってきたことです。
酒は早くからやめた方がいい…むしろ一生飲まなくても良いものだと思います。歳をとって、景色の移ろいに鈍くなり感動が少なくなったのは、歳ではなく酒のせいです。
ワタクシみたいに、酒をやめて景色をハッキリ見ようとしても、老眼になっていたら後悔しかありません。そうならない為にも、なるべく酒と縁を切ることをオススメします。
今回の機材 K-1 Mk2 + HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR
