
ワタクシが酒に溺れていた頃…ナントカして酒を飲み続ける事が、健康や日々のストレス緩和に役立っていると証明したくて、ネット情報を漁っていた時期があります。

ネットには、酒の種類ごとに健康に良いことなどの効能を、しっかりとしたデーターを基に書いてあります。

またアルコールは緊張した意識を緩めて、明日への活力を促す効果があるとも書いてあります。

そして酒を飲む事が、現代のオトナに唯一の最高の癒しの効果をもたらし、生活を豊にすると書き進んでいきます。

しかしながら殆どの酒への情報を書いてある真面目なサイトは、必ず最後には…飲みすぎなければ…という一文を付け加えています。

散々赤ワインの素晴らしさを語っていて、最後にチョロっと飲みすぎなければOKって言われても、そこにたどり着くまでに、赤ワインサイコー!!今日の晩酌は赤ワインにケッテイ!!!となっています。

今更飲みすぎるなって…もう赤ワイン一本開ける気マンマンです。

まぁワタクシもオトナなので、オトナの事情があってそのサイトも赤ワインなどの記事を載せている事ぐらいは解っています。

そんな事がわかっていながら酒を飲む口実を探して、幾ばくかな安心を得て飲む…それって酒は身体や脳に悪いと本当は知っていながらも、ナントカ自分を説得したくて、もしくは誤魔化したくて、酒の健康や効能を調べていたと思います。

で、断酒をずっと続けてわかった事は、酒なんて飲んでも体は健康にならないし、健全な精神にもならないし、ストレスも発散で出来ないし…のスリーコンボです。

夜な夜な酒を飲みながら、酒についての効能記事をネットで探している貴兄は、さっさと断酒をした方が、全てがうまく行きますよ。
今回の機材 FUJIFILM X-Pro3 + smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
