
今回はPENTAXの銘玉レンズのFA31mmLimitedをX-Pro3に付けてみました。

実は今回のつけてみたシリーズ③ですが、一番初めにマウントアダプタで付けたのがこのレンズです。

見た目の感じは、オールドらしさを醸し出してカッコいいですね。贅沢を言えば、マウントアダプタの質感がもっと金属感を出してくれていたら良いのですが、あまり重くなってもダメなので、やっぱりこのままがいいでしょう。

設定はつけてみたシリーズ①に書いてありますので、そちらを見てください。EVFの明るさは、何故かこのレンズが一番暗く見えます。

キチンと明るさを調節したEVFだとピントの山は確認もしやすく、ボケを利かしたモノからパンフォーカスまで素晴らしい描写です。

絞りリングもクリック感があり操作しやすく、ピントリングもネットリとしてピントの山を探るのが気持ちいいです。

三姉妹レンズでは一番新しくて値段も高いですが、フィルムカメラ時代に作られたレンズです。しかし、デジタルカメラも対応できるように設計されているみたいですので、オールドレンズの雰囲気を残しながらも、デジタルらしいカリッとした描写も出せるので、撮るたびにハッとする楽しさがあります。

また、X-Pro3のフィルムシミュレーションのクラシックネガとの相性もバッチリで、フィルム時代のノスタルジーを感じたい場合はもっとも楽しめると思います。

X-Pro3に付けた場合は換算48mmの標準レンズになります。コレが見た目と相まって、ライカのM型っぽい感じで写欲を進めてくれます。しかしOVFモードだと撮りにくいので、そこは諦めてEVFで楽しみましょう。

このレンズはPENTAXでは、レンズの性能云々よりも、写して楽しい官能感を求めたレンズです。どこかX-Pro3の成り立ちと似ていると思いませんか?きっと出会って、よりお互いの楽しさを深めてくれる組合せだと思います。
今回の機材 FUJIFILM X-Pro3 + smc PENTAX-FA31mmF1.8AL Limited

へーえ。違うメーカーの機材も付けられるのですねぇ。
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