ブログでもMAZDA2のマニュアルミッション(MT)車を買ったのを記事にしましたが、これほどMT車が面白いとは思いませんでした。
もちろんMAZDA2の乗り心地や、スカイアクティブディーゼルエンジンの動力性能なども気に入っていますが、やはり速度やエンジン回転数に応じてギアを変える楽しさが一番です。
もうね…ずっと運転していたい気持ちになります。まぁワタクシは自分の運転技量のスキルなんぞは大したことは無いのは知っていますので、高性能なスポーツカーなんぞは「豚に真珠」だと思っています。MAZDA2ぐらいの車格で十分ですし、ワタクシが車を操っている感を存分に堪能できます。
確かに、収納ポケットなど少ないというかほとんど無いし、ナビの性能は10年以上前のモノよりも劣りますし、そもそもマツダコネクト自体がアレなので、車内の快適度はシートの乗り心地以外はあまり良くないです。
しかし、エンジンの動力性能やボディーの剛性感、シャシーの滑らかさから来るカーブの安定感などは、ワタクシからすれば十分に楽しめられます。
しかもワタクシが選んだグレードは、ディーゼルでは一番下です。それでも車自体の必要な動力、シャシーなどは上級グレードと同じです。つまり走行に必要な車の能力は同じであり、上級グレードとの値段の差を考えるとかなりお得だと思います。
それではMT車の何が面白いのかと言えば、速度やエンジン回転数などを見ながら(感じながら)ギアを選択できる事です。
例えば、5速に入れている状態で300m先の信号が赤になっているとします。当然ブレーキで減速していくのですが、速度が45キロ切ったところで4速に入れて、エンジンブレーキを効かせながらブレーキをして、35キロを切った状態で3速に入れて半クラッチからクラッチも戻すところまでを様子を見ながら速度を落とし、25キロを切ったところで2速に入れて、よりエンジンブレーキを効かせて速度を落として行きます。
そして、停車するまでに信号が変われば2速のまま加速をして行き、ギアを上げるし、信号が赤のままなら、クラッチを切って停車して1速に入れて信号が変わるのを待つ…という作業工程が、めちゃくちゃ楽しい…。
その作業工程を面倒臭いと思う方は、絶対にAT車の方がいいですし、楽しいと思えそうな方はMT車を考えてもいいと思います。
また今のワタクシのMT操作の課題として、ギアをチェンジする時に如何にスムーズにできるかを心がけています。
スムーズなギアチェンジには速度やエンジン回転数が肝になり、ギアチェンジの度に「いい感じにチェンジ出来たぞ」とか「あゝちょっと不快なショックがあったな」などと一喜一憂しております。
その事に対して変態だと思う方はAT車が良いですし、スムーズにギアチェンジができるのって快感かもねと思いそうな方は、MT車を考えてもいいと思います。
という訳で、今のワタクシはガチャガチャとMTをチェンジする事に無情の喜びを感じており、交差点やカーブで何速で進入するのか、登り坂では1速落とそうかなどと考えながら運転を楽しんでおります。
ホント思い切ってMT車を購入して良かったと思います。皆さんもどうですか?MT車…面白いですよ!
今回の機材 車内 / FUJIFILM X-Pro3 + 7Artisans 7.5mm F2.8 Fish-eye II / 外観 / PENTAX K-1 Mk2 + HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR

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