
ワタクシの最近のお気に入りのカメラとレンズの組合せです。と言ってもEM5 Mk2はM.12-45mmF4.0のレンズしか持っていないので、必然的にこの組合せになりますが…。
小さくて軽くて写りが良いのは正義ですね…イヤ…良妻賢母で何をさせても卒なくこなす愛妻のK-1 Mk2やクセは強いがそこが魅力的で見目麗しい愛人のX-Pro3からすれば、最近やってきたばかりで、しかも離婚歴(中古)のある新しい愛人のEM5 Mk2は、彼女たちからすればムカツク存在でしょう。
しかしね…浮気性のワタクシからすれば、いつもバックに入れる慎ましさ(小ささや軽さ)や、ツベコベ言わずに何でも言うことを聞いてくれる奥ゆかしさ(設定が雑でも良い写り)が、ツイツイ一緒に過ごす時間を長くするのです。
元々今回は所用で岡山市街に出ましたので、撮影する気はなかったのですが、いつもの如くバックにEM5 Mk2を忍ばせています。そこでバックを覗いて「愛いヤツよのぅ〜」とEm5 Mk2に頬擦りして、夕方に運動公園でジョギングなどをしている人を撮らせてもらおうと思いました。
いつもの撮影時は速写性や動きやすさ重視なので、カメラは斜めがけにして、ニヤついて撮っていましたが、今回は人様を撮りますので、怪しい人と思われない様に、ハンドストラップでオシャレに、そしてキリッとした顔で撮ってきました。

もちろん紫陽花なども撮りましたが、やはり晴れだと紫陽花が乾いて見えるので、紫陽花の魅力は半減ですね。それでも露出を落として撮ると、クッキリとしたコントラストと色乗りで色っぽく写ります。

またF8まで絞ると、ハッとするぐらいカリカリの描写になります。これがOLYMPUSの最新のレンズの性能なのか…といつも感嘆してしまいます。ホント手に入れて良かった…。
たぶんこのレンズM.12-45mmF4.0の写りが好きなんでしょうね。そもそもカメラを始めたのは、ボケのある写真を撮りたいと思ったからです。それが一年以上カメラを毎日イジりまくった結果は、写真はボケだけじゃねぇ!!と言う至極もっともなことに気がついてきたと言うことです。
もちろんK-1 Mk2でもX-Pro3でもカリッとした描写はできますし、センサーが大きい分吐き出される写真の幅も大きく、繊細に調整し、撮影する事ができるでしょう。また、その自分で細かく設定・調整する事がカメラ趣味の醍醐味でもあります。
早起きして、今日はこれ撮るんだぁ〜と数日前から準備している時は、本妻(K-1 Mk2)と愛人(X-Pro3)を振り回します…が、しかしね…いつもいつも撮るときに気合ばかり入れていたら疲れますって…。気軽に撮れるEM5 Mk2 + M.12-45mmF4.0は、今日は時間があったら何か撮りたいね…という休日の午後などにピッタリなんです。

以前もM.12-45mmF4.0のOLYMPUSレンズ群の立ち位置をブログで述べましたが、ワタクシみたいな愛妻(メイン機)を持っていて、カメラを始めた当初みたいに、もっと気軽にカメラ趣味を楽しんでいた頃を思い出したい人向けに、EM5 Mk2 + M.12-45mmF4.0は打ってつけだと思います。あ…でも十分にメイン機としても使える組合せなので、性能の高さは心配ゴム要です。
今回の機材 OLYMPUS EM5 Mk2 + OLYMPUS M.12-45mm F4.0