
ここ最近は、OLYMPUS EM5 Mk2の軽さが気に入って、FA43mmなどのFAリミテッド三姉妹もマウントアダプターを介して、EM5 Mk2に付けてレンズを楽しんでいましたが、本家本元のK-1 Mk2にの方がやはり…というか…当たり前ですが、相性は抜群に良いですね。

ハッキリ言って写りはセンサーの大きさが違うのですから、K-1 Mk2の方が良くて当たり前です。しかし、そのセンサーの大きさを割り引いても、EM5 Mk2に付けて焦点距離が倍になった写りも素晴らしくて、楽しんでいました。

では何がバッチリと感じたのか…それは撮影時のOVFの明るさです。ホントFA43mmF1.9を付けて、ファインダーを覗いた時のOVFの見やすい明るさと言ったら…きっとね、白内障になっていて手術をすると、視界がパッと明るくなってビックリする…という事を聞きますが、ホントそれぐらいのビックリする明るさです。

やはり、レンズからの直接の風景がそのまま映し出されている視界は、EVFの調整され作られた視界や、X-Pro3のようなレンズを通さないOVFとは違って、リアルでその場の空気感を纏った視界なんでしょうね。
もちろんレンズを通しての視界ですので、レンズの良し悪しは関係するのは当たり前です。その点、世界中で100万人のペンタキシアン(当社調べ)から絶賛のFA43mmF1.9Limitedが悪いわけはないでしょう。ホントOVFを覗くだけで日本酒を五合は飲めます…飲まんけど。

この一眼レフのOVFはワタクシみたいに大好きな人は絶対に一定数はいるはずです。という事は、PENTAXが頑なに一眼レフにこだわるのは、ミラーレスが作れない訳ではなく、FAリミなどの素晴らしいレンズを、OVFで見て堪能しながらシャッターを切ってもらいたい…からだと想います。
もう一眼レフなんてオワコンだね…とほざいているカスは、ちゃんと良いレンズをつけて一眼レフのOVFファインダーを覗いて見ろと言いたいですね。

それでもマイクロフォーサーズで焦点距離が二倍になった写りも捨てがたい…とも思っています。しかしマイクロフォーサーズの一眼レフはありません。APS-CならPENTAXのKPかK-70があります。また秋にはPENTAXから新型のAPS-Cが出ます。焦点距離は1.5倍ですが、FA43mmでは十分に中望遠レンズの楽しさを味わえそうです。

それに新型はOVFの見え方にもこだわっているとの情報もあります。う〜んFAリミテッド三姉妹のために新型を買うべきか…悩むところですが、値段次第かなぁ。。

何にしてもFA43mmF1.9Limitedは、一眼レフが一番似合うレンズだと再確認した次第です。SONYのαシリーズなどに付けてFAリミテッド三姉妹を堪能していていても、OVFを通してFAリミテッド三姉妹をまだ堪能していない方は、ちょっと損していますよ。
今回の機材 PENTAX K-1 Mk2 + smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited