
先日に、岡山県北の「高清水トレイル」に言ったことを記事にしました。その時は行きの登りは、OLYMPUS EM1 Mk2 + M.12-40mmF28.8 Proで、帰りはPENTAXのシステムで…と書きましたが、まさしく帰りはK-2 Mk2 + DA☆300mmF4で、来た道を帰って来ました。
まぁ行き帰りは同じなので、焦点距離が全然違うものがいいだろうと思っての、思いつきで選んだシステムですが、これが…帰って驚愕するぐらい良かったです。
まず、行きがけに「あ〜あそこの場所を引き寄せて撮りたいなぁ」と思った所を覚えておけば、帰りに300mmのレンズで引き寄せちゃえばいいわけでして、非常に合理的にナイスショットを狙えます。
また、行きは標準レンズの目で、帰りは望遠レンズの目で景色を見れば、同じ景色でも2度楽しいというエコな気分も味わえます。
そして順序としてOLYMPUSの方から現像してブログを書きました。そして、今度はPENTAXの方を現像レタッチをしようとすると…「ウオ!この解像感…鳥肌が出る…」とマックに唾を吹きかけながら驚愕の雄叫びを上げてしまいました。

これは、マイクロフォーサーズとフルサイズの違いか…イヤ…レンズの違いか…イヤ…望遠好きのワタクシの焦点距離の好みの違いか…などと色々と頭を駆け巡りましたが、やはりセンサーの大きさの違いはレタッチをしていると感じます。
もちろん、フルサイズのK-1 Mk2の方がレタッチにしろ、写りにしろ、何かと有利なのは間違いはないでしょう。そして300mm単焦点レンズが写し出す圧倒的なボケ感、圧縮効果、色の諧調の豊かさ…などの諸々の要素が絡み合っていると思います。
このレンズが欲しくてウジウジと1年ほどしていましたが、さっさと手に入れておけば良かった…と逆に後悔したぐらいです。ホント…このレンズを手に入れようかと悩んでいるみんなは、さっさと手に入れた方が幸せになり、PENTAXも儲かり、ペンタキシアンが世界中に散らばり、10月半ばで短パンを履く人も少なくなり、環境破壊も無くなり、戦争もなくなり…あと色々な良いことが起こるかも知れません。

確かに、OLYMPUSのシステムは軽くて、写りも良くて、撮影自体も楽しいものです。しかし、写り自体を純粋に比べるとやはりフルサイズの方がいい…と感じるのは、ただ単にワタクシの腕が悪いから…に帰結するのですが、下手くそほど「良い機材を持て」というのは、あながち外れていないな…と思った次第です。
あ…ちょっと興奮してしまいました。決してマイクロフォーサーズやOLYMPUSの事をディスっている訳ではなく、DA☆300mmF4が素晴らしすぎるのを伝えたかっただけです。ワタクシがOLYMPUSやマイクロフォーサーズの事をPENTAXの次にどれだけ愛しているかは、今まで散々とブログで述べていると思います。
しかし、K-1 Mk2 + DA☆300mmF4は2kgを超えます。それに、300mm単焦点では撮れるものもある程度限定され、オールマイティーにこのシステムだけでは撮れません。
じゃあDFA24-70mmF2.8を持っていけば良いじゃん…と思われますが、登山の途中でのレンズ交換はあまりしたくないです。そうなると、片方は重いシステムにすれば、片方は軽いカメラ + レンズのシステムにすれば、より登山も楽しめます。

そう…どちらがザブかメインかは置いておいて、登山には軽重のバランスを取ったカメラシステムを二台持って行った方が、ワタクシは幸せになれそうなのがわかりました。そして、標準レンズと望遠レンズの組み合わせが良さそうです。もしかしたら、広角レンズと望遠レンズにもなるかも知れませんが…。

それか、望遠ズームレンズ(K-1 Mk2 + DFA☆70-200mmF2.8)と超望遠ズームレンズ(EM1 Mk2 + M.100-400mmF5.0-6.3)の組み合わせも面白そうですが、重さで途中で挫けそうになるかも…でも試してみたいですね。
これから紅葉の時期になりますので、今年は登山で紅葉を楽しみたいと思います。
今回の機材 PENTAX K-1 Mk2 + smc PENTAX-DA* 300mm F4 ED [IF] SDM