
紫陽花は雨が似合う…そんな事は世界中のペンタキシアンからすれば当たり前の事でしょう。また、雨にも負けない防塵防滴のカメラはペンタキシアンの自慢であり、そして防滴のDFA100mmF2.8MACRO(100mmMACRO)との組み合わせが、最強な雨の日セットなのはワタクシ如きのペンタキシアンの末席モノが今更言わなくても当たり前の事ですよね…サーセン。。

と、のっけからペンタキシアンと三度叫んでみましたが、マックの変換では、『ペンタ騎士あん』と毎度変換されてしまうので、それをその都度治してプログを書いていますが、みんなも梅雨を楽しんでいるかい?

ワタクシは、PENTAXの防塵防滴ほど身体は丈夫でないので、いつものモンベルでゴアテックのカッパを買いましたが、レンズばかり買っているため、パンツまで防滴が行き渡らず風邪気味です。

やっぱり紫陽花はカンカン照りよりも、どんより曇って小雨もパラつく雨模様の梅雨がよく似合いますね。今回も紫陽花で有名な吉備津神社にやってきました。

というか、紫陽花が咲くのが楽しみで毎週のように通っています。前回はほんの小さな赤ちゃん紫陽花が少しばかりあっただけでしたが、一週間でかなり紫陽花の準備が整っていて、中には綺麗に咲いているものもありました。

ただ、まだ緑の状態の紫陽花が満開?になっているのも、今だけの光景なので、それはそれでとてもいいものです。

それに今までの季節ごとに紫陽花を撮ってきましたが、今回みたいに咲く直前に撮ったのはほとんどなく、また雨降りに撮ったこともあまりなかったので、今回の撮影はとても楽しかったです。

吉備津神社までは家から一時間ぐらいの場所なので、雨の具合が読めなくて最悪土砂降りなら流石のPENTAXの防塵防滴でも厳しいので諦めざるを得ないかな…と思っていましたが、ワタクシのお参りの効果が効いたのでしょうか…ホント丁度いい小雨模様で良かったです…神様…あざーっす!

いや冗談抜きで、これ程の素晴らしい紫陽花を手入れをして無料で観覧できるのは、感謝しかないですね。みんなももし吉備津神社に行ったらお賽銭を弾んでくれ…。。

ところで今回の撮影感想ですが、最近になってやっと100mmMACROで絞って撮れるようになりました。ワタクシもオトナになったものです。

近くは絞り気味に撮り、ちょっと離れれば開放かやや開放で撮る…そんな事はマクロレンズのイロハでしょうが、開放好きなニンゲンからすれば、中々絞って撮るのは勇気がいることなんですよ。

別に開放で撮らないと命を失うわけではないでしょうが、フロントダイアルを右にカリカリする(ワタクシはフロントダイアルに絞りダイアルにしています)するだけで手が震えます。

そう…ココロの中で、何故せっかくの紫陽花を開放で撮らないのだ…と、ココロが葛藤するのです。ハァ…困ったモノです。

そのココロの葛藤を宥めながら絞って撮ると…いや〜良いですなぁ…帰ってからマックでピンボケの紫陽花を鑑賞しなくて。。

確かにマクロ気味で開放で撮るのは、ちょっとした狩の気分になります。薄いピント面を掻い潜ってジャスピンを撮る…これはまさしくスナイパーです…キミのハートを射抜いて見せるさ…などと軽口が出てしまう楽しさです。

そんな楽しい撮影スタイルを封印しての絞っての撮影です。しかも雨に濡れての撮影です。ちょっと自分に酔いしれてきます。

この雨に濡れた紫陽花は良い形だぞ…あっちの群生しているのはあえて開放で撮ってみるか…お、あそこの紫陽花は前ボケを狙いやすいぞ…濡れた石の階段とのショットも味があっていいぞ…と、などと色々と興奮しながら撮影を続けていきました。

そして、全く興奮して身体がポカポカしてきたぞ…ついでに頭も痛くなってきたぞ…いや…ちょっとポカポカというよりは寒気がしてきたぞ…。。

はい…雨に濡れてカメラではなく、ワタクシの身体の防滴機能がショボかったみたいですね。

これ以上撮影を続けると、ワタクシの身体機能がショートしてしまうので早々に切り上げました。せっかくのフィールド最強カメラのPENTAXでも、ワタクシの身体がショボいと宝の持ち腐れになりますので、もうちょっと丈夫な身体作りを心掛けます。
今回の機材 PENTAX K-1 Mk2 +smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR
