
三姉妹を楽しんだというのは、知らない人からすれば「なんてハレンチな!」とお叱りをウケる事案でしょうが、もちろんPENTAXのレンズのことです。

え?YUTA録に来る人はほとんどがペンタキシアンだから、そんなことは当たり前に知っているって?まぁそうですね…おじさんになると、無意味に下ネタを絡ませたくなるものなんです…え?セクハラだって?…サーセンね!!

と、勝手にボケて勝手にキレているのはいつもの事ですが、ワタクシが持っているFAリミテッドは3本ともsmc版のシルバー筐体です。

HD版が出ましたが、わざわざ買い換える気はないですし、そもそもシルバー筐体がカッコイイのでHD版が出たといっても、三姉妹への愛情は些かも揺らいではおりません。

もうね…シルバーの三姉妹を並べて見ていると、ムラムラ…じゃなかった、ワクワクしてきます。シルバーのK-1 Mk2に付けると、もうね…最高潮にムラムラ…じゃない、ワクワクして写真を撮りたい欲求が、ムクムクと盛り上がってきます。

と、あまりセクシーな表現ばかりしていると女性読者(ワタクシのブログに果たしているのかな?)から嫌われそうなので、以後気をつけま〜す。。

で、ワタクシが三姉妹の中で一番愛情をそそ注いでいるのが、長女のFA43です。まぁ使いやすい画角というのもありますが、面白いのは開放で撮った時はほとんどがボツな写りを出しますが、たまに息を呑むほどの素晴らしい写りを出す時があるギャンブル性が、タマラナク好きなんですね。

もちろん絞ればかなり安定した写りとなり、パンケーキタイプの大きさのレンズなので、FA43一本で小旅行に行けそうな小粋な雰囲気を纏った素晴らしいレンズだと思います。

次に好きなのは、世界中のペンタキシアンから絶大な支持を得ている次女のFA77です。まぁこのレンズは一番リミテッドレンズのエッセンスを深く具現化しているのではないでしょうか。例え開放で撮って、ボケが暴れまくっても「FA77で撮りました」と言えば、「なんかいい感じに写っているね」と言わせてしまう(注:ペンタキシアンのみに通じる)説得力を持っています。

まぁモデルや花などの綺麗なものを写すなら、FA77で撮っておけば何とでもなる気がするペンタキシアン必須のレンズですね。

で、もちろん嫌いじゃないけど三番目に好きなのが三女のFA31です。他のリミテッドレンズ2本とはちょっと違う毛色のレンズです。何でもFA31のみFAリミテッドレンズの開発責任者の方が違うのと、FAリミテッドレンズでは一番最後のレンズなので、一番扱いやすいレンズになっております。

開放付近でも優等生な写りをしてくれるし、少し絞っても滑らかなボケ味を楽しめるレンズです。FA31一本で色々なものを撮っていけば、表現の幅を広げてくれる気がするレンズです。

と、まぁ三姉妹のワタクシの勝手な所感を書いていきましたが、この3本のレンズは、いかなる事があっても手放す気はなく、多分他に所有しているスターレンズを手放しても、三姉妹は墓場まで持っていく所存です。

で、最近SIGMAが『I』シリーズのレンズを出しましたね。金属筐体で、24mm、35mm、45mm、65mmとちょっと変わった焦点距離のレンズをラインナップに加えていたりしています。写りに関して言えば、FAリミテッドとは方向性は違いますが、レンズのモノとしての質感などは、両シリーズともよく似ていると思います。

つまり、軽くて、小さく、お値段も手頃だが、高いビルドクオリティーの金属筐体であり、もちろん写りも妥協してなく、高い満足感を与える所有感満載のレンズ…という事です。

今まではこの様なレンズはPENTAXのリミテッドレンズ(FAだけではなく、DAリミテッドレンズも含む)だけだったとワタクシは勝手に認識していましたが、とうとう日本製レンズに拘っているSIGMAが出してきました…。

残念ながら、IシリーズはPENTAXのKマウントは出る予定は0%ですが、ワタクシはLマウント(他にもソニーのEマウントもあります)のLeica SLを持っていますので、その内手に入れて、リミテッド三姉妹と比べてみたい気がします。
まぁいつ頃手に入れるかは未定ですが、のちの楽しみが増えました。
今回の機材 PENTAX K-1 Mk2 + smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited / smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited / smc PENTAX-FA 31mm F1.8AL Limited
