
まぁ動物園には望遠ズームレンズで行くのが鉄板でしょうが、私がいそいそと行っている地元の『池田動物園』は、狭い檻ばかりなので、逆に望遠ズームレンズだと持て余すこともあります。

そんなワケで、今回はGF80mmF1.7 R WRで撮りに行きました。63mm相当の画角だが、光学的には80mmでF1.7の大口径レンズです。十分に檻の柵を消すことも可能です。

また50M画素の写りを利用して、トリミング上等で挑んでみたのですが、やっぱり狭い檻ばかりなので、ほとんどは原寸大でアップすることも出来ました。

流石は最新のカメラとレンズです。柵越しで撮っても、ほとんどコントラストを下げずに、クリアに写っています。

また柵越しではなく、ガラス越しで撮った時に霞んで写っても、Lightroomのかすみ除去で簡単にクリアな写りに早変わりします…素晴らしい科学の進歩でござる。。

まぁ冬のクソ寒い時の動物園は、動物たちも動きが鈍く、AFに不安のあるシステムでも、サクサク撮っていけます。しかし、流石に寒すぎて下を俯いて顔を見せてくれません。

フフフ…そんな時は日頃愛猫の興味を引くために得た特殊技術を試すだけです…そう、それは…「チュチュチュ」と舌を鳴らしながら下を俯いている動物たちに呼びかけることです。

そうすれば、チロっと目線をくれる雄鹿さんもいますし、逆に「うるせーぞ!ガキが起きるじゃねーか!馬鹿野郎!!」と、怒りをぶち撒けるお猿さんもいます。
そんな動物たちのお茶目な一瞬を撮るのも、動物園での撮影の醍醐味でもあります。

まぁ大して珍しい動物がいない動物園ですが、身近に動物たちを見れるので、望遠ズームレンズでなくても楽しめるのは、色々なカメラやレンズを試すには持ってこいの場所でもあります。

これからも、新しく手に入れたカメラやレンズで、『池田動物園』で撮る事になるでしょうし、気が向いた時にフラッと撮りに行ける動物園が身近にあるのは、とっても幸せな事ですね。

そう言えば、まだ動物園でGF100-200mmF5.6 では撮っていないですね。今度はそちらで、(池田動物園を)楽しもうと思いますが、タブンかなり先のことになるでしょう。それまで飽きずにGFX50SⅡを楽しんでいきます。
今回の機材 FUJI GFX50SⅡ + GF80mmF1.7 R WR