
先日のブログに、Leica M10-R + アポテリートM135mmF3.4 で撮りに行ったことをアップしましたが、20m〜無限遠のものを撮る時のピント合わせの精度が落ちる事を書きました。

でね、結局それって付けている遠近両用コンタクトレンズが、私の視力にフィットしていないからじゃね?と思ったのと、以前姫路の『書写山 円教寺』に参拝した時に仏様の導きで、「コンタクトレンズを買い直そう」と勝手に思ったのを思い出し、いそいそと眼科に行って、しっかりと検査をして作り直してきました。

そもそも今まで使っていた遠近両用コンタクトレンズは、私が近眼用に使っていたコンタクトレンズの視力データを元に、勝手に遠近用の効き具合のレベルを適当に選んで、ネット販売で手に入れたものです。

え?そんなテキトーな事をしていたらダメじゃん…と、思われるでしょうが、近眼の視力データはちゃんと眼科で調べないとダメでしょうが、遠近のデータは、ワンデータイプのコンタクトレンズだと、強・中・弱の3種類しかなく、その辺は自分なりの老眼度を考えて組み合わせれば何とかなるものでした。(でも、良い子はマネしちゃダメだぞ)

そんなワケで、ちゃんと眼科で視力検査をして、目にフィットするコンタクトレンズを手に入れたのですが、これがまたサイコーな付け心地であり、また遠くを見る視力が自前のコンタクトレンズよりもよく見えます。

しかしその分、手元の見え方が悪くなりました。まぁ薄くて小さなコンタクトレンズ一枚に近視・遠視の矯正が入っているので、どちらかを優先したら片方の性能が下がるのは致し方ないですよね。

また、たまにコンタクトレンズを装着した時に、眼に違和感がある場合は、大体にして瞼と眼球の間の境目の部分に、汚れ油分(分泌液)が原因だということが分かりました。それを防ぐ為には洗顔時に瞼の境目を優しく洗うだけで大丈夫なのを、ドクターから聞けたのは有意義なことでした。

そんなワケで、新しく新調したコンタクトレンズのお陰で、ちょっとだけ視力がアップしたのと、クリアな付け心地で気分も上々になったので、Leica M10-R + アポテリートM135mmF3.4 で、どれぐらいピントが合わせやすくなったか確認する為にスナップに行きました。
で、実際に無限遠未満の辺りの見え具合ははどうなったのでしょうか。

おお〜…思ったよりも無限遠前の中途半端な遠距離でも、ピントを合わせやすくなったぞ。また、近距離から中距離での撮影も、ピントが合わせを素早くできるようになったような気がする。ただその分、撮影後の背面モニターが若干見えにくくなったのは仕方がないが…。。

それよりも、レンジファインダーでずっと撮っていても、目が疲れる度合いがかなり軽減できたみたいだ。やっぱりちゃんと眼科に行って診てもらったのは正解だったね。何かと病院嫌いな私ですが、これからは調子が悪い時は、素直に病院に行こうと思いました…。。
今回の機材 Leica M10-R + アポテリートM135mmF3.4
