FUJI GFX50SⅡ + GF80mmF1.7 R WR で、恒例の植物園で撮影をしたでござる

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背面モニターがチルト式なので、この様に地面スレスレのショットでも、難なく撮ることが出来ます。
背面モニターがチルト式なので、この様に地面スレスレのショットでも、難なく撮ることが出来ます。

私は、いつも新しいカメラやレンズを手に入れた時は、必ず撮影に行く場所があります。もちろん、その様な場所は何箇所がありますが、やはり草花が安定的に綺麗に整備されているところで、存分にそれら機材の性能や特性を確認でき、新たに手に入れたものが間違いではなく、素晴らしいものであることを自分に言い聞かせるためにも、撮り慣れたところでの撮影は必要な儀式でもあります。

カメラのスウィッチを入れた時に、「ウィーン…カタカタ」と音が鳴るのは、なんだか生き物みたいで嫌いじゃないです。
カメラのスウィッチを入れた時に、「ウィーン…カタカタ」と音が鳴るのは、なんだか生き物みたいで嫌いじゃないです。

ええ、今回の撮影場所はいつもお世話になっている地元の植物園です。どこに何があるのか知っている場所です。そんな場所で、大好きなGFX50SⅡ + GF80mmF1.7 R WR を振り回せるのは、幸せすぎることですね。

コントラストを緩めたレタッチでも、ピント面にしっかりとした芯を感じます。
コントラストを緩めたレタッチでも、ピント面にしっかりとした芯を感じます。

そこで、そんな幸せ野郎のお花畑の脳ミソを演出するために、フィルムシミュレーションのエテルナで撮影してきました。ホント、写りがシネマチックで、まるで白昼夢を見ているココロ持ちになりましたわ。

こちらはF5.6まで絞りました。開放絞りでも十分に解像感のある写りですが、絞るとより繊細な写りを堪能できます。
こちらはF5.6まで絞りました。開放絞りでも十分に解像感のある写りですが、絞るとより繊細な写りを堪能できます。

もちろん、より白昼夢感を出すためにも、最高メカシャッタースピードが1/4000sのGFX50SⅡが、電子シャッターにならないように気をつけながら、開放絞り気味に撮ってきました。

F3.2 1/3800sです。少々の風で揺れていても、全然ブレませんね。
F3.2 1/3800sです。少々の風で揺れていても、全然ブレませんね。

え?別に電子シャッターでも構わないではないかって?…もちろん、動きものでない限りあまり関係はないのですが、やはり電子シャッターの「チッ」っていうシャッター音とフィーリングが好きになれないのですわ。

F2 1/4700sです。電子シャッターになりましたが、写りは問題ないのですが、そのシャッターフィーリングが気に入らないのですわ。
F2 1/4700sです。電子シャッターになりましたが、写りは問題ないのですが、そのシャッターフィーリングが気に入らないのですわ。

まぁその辺りの官能的な感じ方は人それぞれなので、そんなことよりも写りの方が大事だべ…という人もいると思いますが、私の場合は撮っていて楽しいかどうかに主眼を置いている田舎者なので、嫌いなフィーリングでの撮影はしたくないのでござる。

F2 1/8000sです。最高シャッタースピードです。何となく前ボケがベタつく感じがするのは、やっぱり電子シャッター故なのですかね。
F2 1/8000sです。最高シャッタースピードです。何となく前ボケがベタつく感じがするのは、やっぱり電子シャッター故なのですかね。

写りに関しては、レンズ性能がかなり左右するので、最高な写りをするGF80mmなら、エテルナの淡くてコントラストの緩い仕上がりでも、ピント部分に芯をしっかりと残した写りを堪能できます。

光と影が同居する場面は、大好物なんです。もちろん開放絞りです。
光と影が同居する場面は、大好物なんです。もちろん開放絞りです。

つまり、淡く切ない思い出でも、その悲劇的な恋の終わりを感じさせる写りを堪能できるワケです…って、言っている意味がわからんって?…まぁアレだ…初恋を感じさせる写りであるということだ…え?50歳過ぎのおじさんが言うとキショイって?…サーセンね!!

玉ボケを見たくて撮りました。こういったシチュエーションには、エテルナはガチハマリだと思います。
玉ボケを見たくて撮りました。こういったシチュエーションには、エテルナはガチハマリだと思います。

また幅広いダイナミックレンジのお陰で光と影を演出することができ、印象的な仕上がりを予測しながら撮りことができます。

桜?梅?…いえいえ、桃の花です。
桜?梅?…いえいえ、桃の花です。

つまり、写真は真実を写す…だけではなく、人間の身体の一つである脳ミソの中でイメージしたフワフワしたものさえも、光と影を演出することで具現化することができるのだと思います。

問題は、絞りをどの程度にして、背景を残すかだ。これは、カメラヲタの永遠のテーマだと思ふ。
問題は絞りをどの程度にして、背景を残すかだ。これは、カメラヲタの永遠のテーマだと思ふ。

そうなってくると、やっぱり使い手の身体性の特性というか好みによって、使う機材も変わってくるワケであり、私みたいに色々なカメラやレンズを短期間に入れ替えして、自分の身体性にマッチしたのを探すのも、あながち無駄な散財ではない…というワケですわ。

このような小さな花までも、キチンと手入れをしてくれているのは、ありがたいです。北見福寿草です。
このような小さな花までも、キチンと手入れをしてくれているのは、ありがたいです。北見福寿草です。

そんなカメラ趣味で貧乏になった言い訳をツラツラと考えさせてくれるGFX50SⅡとGF80mmの写りは、今後も私の写真欲を満たせてくれる機材に違いないので、もうこれ以上散財をしない…と、決意を促すものである(と思ふ)。

今回の機材 FUJI GFX50SⅡ + GF80mmF1.7 R WR

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