
ええ、先日のブログに上げたように、当初は西大寺(観音院)が裸祭という恐ろしい行事をする場所なので、怖い人たちが集っている場所と勝手に妄想していたため、FUJI GFX50SⅡ + GF80mmF1.7 などのデカイシステムは遠慮していたのですが、何だかとても素敵な場所だったので、デカイカメラでも大丈夫じゃね?…と思い、調子に乗ってスナップして来ました。

まぁ換算63mmの画角なので、思ったよりも狭く標準レンズというよりは、完全に中望遠レンズの扱いになりました。

ただ写りはべラボーに素晴らしく、開放絞りからキレキレの写りを堪能できます…というか、シャドー部分もハイライト部分も何も考えずに撮るだけでも十分な画像データを撮り込んでいます。

よく初心者がカメラを買うときには、お金が許すのなら一番いいモノ(つまりフラッグシップを)買いなさい…というのですが、それは詰まるところ、フラッグシップならPモードで撮っても素晴らしい画を撮れるので、初心者が扱ってもいきなり良い画を撮れることを示している格言だと思います。

そこで新たに格言を言い直すなら…お金が許すならラージフォーマットを買いなさい…と言いたいですね。それぐらい簡単に良い画を撮ることができるカメラとレンズです。

開放絞りでも、絞って撮っても、肉眼では気が付かなかった部分まで写しています。ホント、私が子供頃に流行った心霊写真などのあやふやなモノなどは、絶対に写さない程の凄みのある画を叩き出してくれます。

そもそも数多くの神社仏閣で写真を撮っているのですが、未だに心霊写真などのその手のあやふやなモノは撮れたことがありません。まぁ気が付いていないだけかもしれませんが、いつも撮った写真はレタッチして穴が開くほど見ているので、もしその手の写真が撮れたら喜んでブログにアップする筈です。

まぁむしろ生身の人間の方が怖いので、写真を撮るときには他人様に迷惑のかからない様に神経をすり減らして撮っています。
そんなワケで、西大寺内はLeica Q2をメインにして撮ったので、こちらは門前町などをスナップして来ました。

一応門前町の家々は、雰囲気を醸し出すように白壁にしている家や商店もありますが、普通の家もあります。私としては、なんちゃって白壁の家よりも朽ちかけている家の方が好みであったりします。

それよりも、ちょっと雑多な家々や商店の連なりから、厳然と仁王門や三重塔がそびえているのを見ると、なんだかワクワクしますね。いわゆるギャップ萌えってやつですね。

ただそれ程門前町も広くないので、結局西大寺に戻って色々と引き寄せて撮ったりしました。そうするとね…組み木の痛み具合が分かるほどに写っています。

だから何だ?と言われそうですが、本堂などに施された彫刻なども、Lightroomで拡大してみれば、詳細に写っているのでより楽しめます。何だかもっと広く写るGFレンズが欲しくなってきたぞ。。

で、とりあえずマップカメラでGFレンズの標準ズームを物色したところ…やっぱりお高くて、お金が許せないので諦めた次第です。
今回の機材 FUJI GFX50SⅡ + GF80mmF1.7 R WR