
10年ほど前に、石垣島に観光に行った時に素敵な蝶がハイビスカスに留まっていたのでiPhoneで撮りました。
その時は私のイメージとしては、蝶が綺麗に撮れながらも背景がボケているのを期待したのですが、みんなも知っているように当時のiPhoneのカメラでは背景ボケはどんなに蝶に近づいて撮っても撮れません。
それで仕方なく諦めたのですが…それからですかね…マクロレンズで被写体に思いっきり近づいて、背景をボカしながら撮りたいと思ったのは…。

そんなワケで、手に入れた一眼カメラのマウントには、全てマクロレンズを手に入れて、その時の悔しい思いを果たしたのですが…まぁね、私のショボいカメラワークで撮るマクロ撮影は、同じような構図が多く、撮り続けていると飽きてきたのですわ。

結局今の手元にはマクロレンズは一本もありません。え?Leica Q2のマクロモードがあるじゃんって?いや、マクロ撮影は等倍か最低でもハーフでなくてはいけません。そのため、残念ながらQ2ではマクロモードでの撮影は楽しめても、本来の意味でのマクロ撮影ではないのです。
で、またぞろ悪いムシが私の中で蠢いてきました。そう…マクロレンズが欲しいムシです。困ったもんだ。。

で、私の手持ちのシステムならLeica SL2-SのLマウントレンズのSIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO がちょうど良く、お値段も8万円ほどなのでお財布にも優しいですね。

ただそれだとありきたりで面白くないので、ちょっとした飛び道具として、Leica マクロアダプターM Typ240 などが良さそいうです。
Leica M10-Rでビゾフレックス2も使えるようになりましたし、もちろんSL2-Sにもアダプターを介して使えます。

レンズは、アポズミクロン M90mmF2 ASPH.あたりが良さそうです。ただまぁマクロアダプターを介してのアポズミ90だと、無限遠が撮れないのでマクロ撮影専用になってしまいます。それに値段が9万円足らずです。たかが金属の輪なのにこの値段はちょっと…ね。。

じゃあ、FUJI GFX50SⅡにGF120mm F4 R LM OIS WR Macro を手持ちのGFX50SⅡに選択するのも良さそうですが、まず値段が30万円オーバーなのと、機材システム自体が重くなるので、ただのムシが蠢いているだけの欲求で手に入れるのは、かなりリスキー(つまりすぐに飽きて手放すかも)です。
そこでだ…(やっと辿り着いたか)タイトルに書いているように、マイクロフォーサーズのカメラとマクロレンズを新たにゲットすれば良いんじゃないかと思ったのですわ。
え?理由ですか?まずフルサイズやラージフォーマットのカメラと比べても軽量なのと、背面モニターが可動式(SL2-Sは固定)なのと、パナソニックならライカ監修のマクロレンズがある…の3点です。
写りに関しては、マクロ撮影でしか使わないので、立体感云々はあまり関係ないし…いや、ごめん…マイクロフォーサーズでも十分な立体感を楽しめます…絞りまくって撮ることになるので、被写界深度が深いマイクロフォーサーズでも全く問題はないです。


それに、一つ前のフラッグシップのLUMIX DC-G9 PROの中古と、Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.の中古なら、13万円ほどでゲットできます。
まぁマクロ撮影だけをメインに撮るなら十分すぎるシステムでしょう。ただなぁ…心が躍らないのですわ。手に入れても、50歳のおじさんがキャッキャ言いながら触れるシステムではないと思うのですわ。
なんでかって?…気分だよ!…オイラの気分だよ!!
…と、そんなワケで、いつかはマクロ撮影を久しぶりにしたい中年おじさんですが、ここはグッと我慢して新たなカメラとレンズを物色しようと思います。