
ええ、もちろん今は手元にX-Pro3はないですよ。だって、レンジファインダーカメラのデザインの本家本元のLeica M シリーズのM10-Rを手に入れましたから…レンジファインダー風のカメラは必要ないっすね。。

と、のっけからFUJIファン激オコなことを書きましたが、ホントは全然そのような考えを持っているワケではないです。X-Proシリーズは、デジカメLeica M型とは全然違うコンセプトのカメラだというのはよく分かっています…(だから、私を見かけても石を投げないでね)。

まずX-Pro3は、コリに凝ったファインダーが素晴らしい。Leica M型みたいに素通しのファインダーにもなるし、FUJI X-T4並の見えの良いEVFにもなります。

もちろん素通しのファインダーでの撮影時には、付けるレンズによってファインダー内にレンズの焦点距離に応じたブライトフレームも出ます。で、これまたすごいのが、被写体との距離に応じてそのブライトフレーム位置が変わって、パララックス(視差)をファインダー内で自動調整してくれます。

もしかしたら、その内本家本元のLeica M型にもそのような機能が付加されるのではないでしょうか。そうなった時には、M10-Rを叩き売って、そのM型を手に入れるかも知れません。

また、X-Pro3はみんなも知っているように、背面モニターが通常では見えないように裏返しに収まっています。その為、撮影して撮った写真を確認しようとすれば、背面モニターをひっくり返して見なくちゃいけません。

ええ…チンピングが大好きな私です。全然お構いなしで、一枚撮るごとにモニターをひっくり返して写真を確認していました。その為、「撮った写真なんて確認するんじゃない!今、その瞬間の景色に集中して撮って撮って撮りまくれ!!(超訳)」といったFUJIの提案しているX-Pro3のコンセプトを完全無視していましたが、撮った写真をいつ確認しようが、私の勝手なので大きなお世話でしたね。。

ただ、背面モニターがひっくり返っているデザインはとっても素敵です。何だか往年のフィルムカメラみたいで好感が持てました。

あ、もちろんフジノンレンズは素晴らしく、銘玉と言われるレンズも多数所有していました。ただね…その銘玉を堪能し切る程使い込まずに、ライカにシステムを移行してしまいました。その事は、ホント後悔しております。。

FUJIから新しくX-H2シリーズが出ますね。全然噂はないみたいですが、X-Pro4ももしかしたら出るかも知れません。多分カメラデザインはレンジファインダー風なのは踏襲しているでしょうが、ファインダーはどうなるのでしょうかね?

X-Pro3の時は、コリに凝っている割には素通しのファインダーでは撮り難いため、ほとんどEVFで撮っていました。その辺りが改善されて、素通しのファインダーで撮りやすくなれば手に入れたくなるかも知れません。

どのみち資金が底をついている今では、新しいカメラを手に入れる事は不可能なので、まだまだ先にX-Pro4を楽しみにしていたいと思います。
今回の機材 FUJI X-Pro3 + XF23mmF2 / XF35mmF2 / XF60mmMacro / PENTAX FA31mmF1.8 LIMITED / 中華製魚眼レンズ