
この日は、生憎の曇り空でムシムシとした不快指数100%の日でした。まぁカンカン照りで、ジリジリと皮膚に突き刺す直射日光を浴びるよりは、全然マシでしたがね…。

そんな歩いているだけでイライラとしそうな時は、AFズームの標準レンズでフォトウォークをするに限ります。

え?家でおとなしくしている方が良いんじゃないかって?…ええ、私もそう思いますが、とりあえずGF32-64を最近はあまり使っていないので、ちゃんと使わないとモヤモヤするので、仕方なくお出かけをした次第です。

なんだか後ろ向きな理由で持ち出したカメラとレンズですが、やっぱりラージフォーマットの写りを堪能しながらの散歩は楽しいですわ。今時期はあまり撮れるものも少ない植物園でも、それなりに楽しめました。

F4という控えめな明るさのレンズですが、ラージフォーマットで撮れば十分なボケ感を楽しめます。それに最高シャッタースピードが1/4000のGFX50SⅡでも、曇天なら余裕で絞り開放祭りを楽しめます。

またGF32-64は、どの焦点域でもフルサイズレンズの単焦点並なスペシャルな写りを楽しめるレンズです。また、ピント面もカリカリになり過ぎず、その分ボケ味も自然で安心して絞り開放で撮れます。

それでも、ピント面の距離によってはF8程に絞っても驚くほどのボケが出るので、絞って撮る楽しさも味わえます。

そう…ムシムシする中でイライラしながらも、F値を色々と弄って撮る必要があるワケであり、気がつけば軽く熱中症になりかけるリスクがあるワケなんですわ。。

家に帰って、しっかりと水分補給をして、ちょっとひと眠りした後で今回の獲物(撮った写真)をライトルームで見ていると、その時の汗をダラダラにかいていた不快な気分を思い出しますが、そのあまりに緻密な写りをしている獲物たちを見ていると、やっぱりフォトウォークをして良かったね…と、思います。

毎年、数回軽い熱中症になりながらもフォトウォークをしている夏が、今年も本格的にやってきました。願わくば、なるべく涼しいところでフォトウォークを楽しみたいですが、時間帯を考えて、今年も病院のお世話にならないようにカメラを楽しみたいと思います…みんなも熱中症に気をつけて、フォトウォークを楽しんでね。。
今回の機材 FUJI GFX50SⅡ + GF32-64mmF4 R LM WR