
クソ暑い毎日が続きますが、みんなは元気に撮影を楽しんでいるかな?私は、年々暑さが身に堪えるようになり、なるべく無理はしたくないのですが、やっぱりせっかくの休日にはカメラを振り回したいのは、カメラヲタなら分かってもらえる筈です。

そんなワケで、今回はGFX50SⅡにライカMレンズのアポズミM90を付けていきました。え?クソ暑いのにMFレンズかよって?…ええ、ハッキリ言ってちょっと苦行を味わっている気分でしたわ。。

でもね…ラージフォーマットで撮るアポズミM90はどのような画になるのか…をもっと知りたいのと、今回は35mmフォーマットにクロップせずに、そのままラージフォーマットの4:3の画角で撮影しました。

ええ、もちろん絞り開放祭りです。この日は曇天の熱中症になるには最高な日和で、Tシャツに汗染みを付けなが撮ってきました。

GFX50SⅡは、メカシャッターは最高1/4000sです。開放絞りがF2のアポズミM90でも、時折私の設定してる適正露出だと足りない時がありますが、電子シャッターだと歪みが割と出る事があり、現在は電子シャッターは使っていません。

まぁこの日は曇天だったので、あまり気にせず開放絞りで撮りまくりました。で、それよりも気になるのは、アポズミM90のイメージサークルは、ちゃんとラージフォーマットでもカバーできているのか…だと思います。

結果から言えば、四隅はケラレています。まぁその辺りは仕方ないでしょう。それにカバーしたとしても、周辺の写りのクオリティーは下がるのが当たり前です。むしろ曇天のムシムシした雰囲気を写すには、四隅のケラレはちょうど良い加減です。

それに、GFX50SⅡの50M画素でも、しっかりと解像しているのは素晴らしい事ですね。また、ボケ味も申し分ないので、積極的に開放絞り気味で撮り、ボケ味を楽しみたいレンズです。

あとケラレの傾向として気がついたのは、ちょっと距離のある被写体を狙うと、ガッツリケラレます。まぁボケ味を楽しむ分なら、今回みたいにクロップしなくても良いでしょうが、旅の記録を残したい時は、クロップした方が無難でしょう。

ただ、90mmの焦点距離が約71mm相当になるのは、積極的に街中でのフォトウォークに使いやすくなりますね。今後も、フィルムシミュレーションと組み合わせて、ライカMレンズをGFX50SⅡで楽しもうと思います。
今回の機材 FUJI GFX50SⅡ + アポズミクロン M90mmF2 ASPH.