
久しぶりに東京に行きました。ええ、ちょっとコロナが心配でしたが、仕事でしたので仕方なく行ったのですが、せっかく行ったならやっぱりスナップをしたくなるのは、カメラヲタの性癖でしょう。

そんなワケで、東京に持っていくカメラを考えたところ、Leica Q2だとどのような場面でもそつなく楽しめると思い、ほぼQ2に決めかけたところ、先日のブログにも書いたようにRICOH GRⅢxを手に入れたので、メシ撮りはGR3xに任せて、スナップは最近のお気に入りのM10-R + ズミルックスM35にしようと思い、急遽今回のシステムで行った次第です。

まぁ確かに35mmではなく、28mmのQ2が恋しい場面もありましたが、やっぱりスナップの王道のM10-Rを東京に持って行かない田舎者はいないと思いますし、実際に浅草でのスナップは観光地でもあり、カメラをぶら下げている人も多いのでやりやすいですね。

また今回も白黒を中心に撮っていったのですが、ズミルックスM35の先鋭な写りは、白黒で写すことでより鋭くなり、M10-Rの背面モニターで見ても、帰ってマックの27インチのモニターで見ても、全く変わらない美しい写りを堪能できます。

浅草では、外国人の観光客も戻ってきていて、コロナ前の賑やかな感じが戻ってきているようでした。やっぱり閑散としている場所よりも、賑やかなところでレンジファインダーで素早くピントを合わせて撮るのは、快感ですね。

慣れれば、時にはQ2のAFで撮るよりも素早くピントを合わせられますし、35mmという画角は少々ピントがズレていても、あまり問題なく写してくれます。

まぁ白黒で撮ればよりピント面のアヤフヤな感じはスポイルされるので、余計にM10-Rで撮るメリットを享受できますね。

実際に、Leica SL2-S + MレンズでMFで撮るよりも、何倍も素早くピントを合わせられるのは、レンジファインダーのメリットだと強く感じます。

確かに某メーカーのクソ早いAFに比べれば、私如きのレンジファインダー使いでは全く勝負になりませんが、一眼カメラのMFよりは断然素早くピントを合わせられます。

まぁそんなワケで、ライカMカメラがスナップの王道のカメラと言われる所以を、田舎者の私がたくさん人のいる場所で改めて認識した次第です。

これが分かっただけでも、M10-Rは絶対に手放してはいけないカメラだ…と心に強く思いました。うん、もうマップカメラの下取りのところには入れないぞ…タブン。。
今回の機材 Leica M10-R + ズミルックスM35mmF1.4 ASPH.FLE