
え〜と…今回も東京ネタですまんな。ただ今回は、GR3xで撮った東京なので、先日までのLeica M10-R + ズミルックスM 35mmF1.4 ASPH.とは違う写りを楽しんでくれたら、おじさんは嬉しいな。。

今回のGR3xでのスナップは、ハイコントラスト白黒(以下ハイコン)が多くなりました。というか、ほとんどハイコンで撮っています。しかも、上野のアメ横ばかりです。

まぁアメ横のちょっとイカガワシイ、ゴチャゴチャした雰囲気が、ハイコンの極端な明暗差のある写りとシンクロします。まぁその辺りは、撮り手の気持ち次第なのでしょうが、アメ横の色があり過ぎる環境をスパッと無くして、極端なコントラストで切り取るのは、とても気持ちがいいものでした。

あとね…やっぱりGR3xの小さなボディーは、まさしく神ですわ。もちろん、そこには妥協のない写りが必要なのですが、APSCセンサーなら文句はないでしょう。とにかく、スパスパとなんでもストレスなく撮れます。ホント気持ちいいですわ。

今回はハイコンの設定は全く弄っておらず、工場出荷時のままです。帰ってマックで見てみると、ハイコンだらけの状態はやっぱりクドイものがあります。これなら、ハイライト(明)を下げて、ハイライト(暗)をちょっと上げても良かったかも知れません。

ただまぁその辺りはこれまた撮り手の感覚次第なのでしょう。それぞれのコントラストをより強くだした方が好みの人もいるでしょうし、その時の雰囲気や被写体によって、設定を変更する場合もあるでしょう。

つまりGR3xは帰ってRAWで撮ったものを色々と弄るよりも、好きなイメージコントロールでJPG撮って出しを楽しんだ方がいいみたいです。

もちろん、RAWで撮ったものを弄っても楽しいですし、それこそ被写体によってはRAWで撮ったものがいい場合もあるでしょう。ただ面白いは高感度で撮った時のノイズの出方が、RAWよりもハイコンで撮った時の方が味のある出方をして好みなのですわ。

もちろん、RAWで撮った時の方が自然なノイズの出方なので、後で調整はやりやすいですが、ハイコンで出る高感度のノイズは、まるで新聞に載った写真みたいな雰囲気があります。

もちろん、新聞に載っているものよりも解像度はバカ高いので、ノイズで写り全体が崩壊しているワケではないです。ただ、そのノイズの出方が楽しくて、夜はハイコン縛りで撮りたくなる程の楽しさですわ。

そんなワケで、GR3xでのスナップは予想以上にクソ楽しいものだというのが分かりました。ただね…私がGR3xを手に入れる時に一番危惧したことがあります。

それは、GR3xでのスナップが楽しすぎて、Leica Q2を持ち出すのが少なくなるのではないか…せっかく楽しくなった28mmの世界が、また苦手になるのではないか…という事でしたが、GR3xの換算40mmの世界は、Leica Q2の28mmの世界とも違うし、違う種類の楽しさである…というのが、今回の東京でGR3xを振り回してわかった事です。

今度は、Q2とGR3xの2台持ちでスナップに行きたいですね。なんだか考えただけで、ワクワクします。おじさんをこんなにワクワクさせるなんて、ホント罪なカメラだわ〜。。
今回の機材 RICOH GRⅢx