
そう…実は東京に行った時に、是非とも食べたいものがあったのですわ。それは、ドジョウです。通では『どぜう』と言います。

こいつだけは絶対に食べて、写真を撮らなきゃね…と強く思っていたので、当初カメラは接写のできるLeica Q2を持っていく予定でしたが、東京行きの直前にGR3xを手に入れたので、今回の東京メシ撮りカメラはGR3xにした次第です。

まぁやっぱりいくらQ2が小型の高性能なコンデジと言っても、GR3xに比べれば大人と子供以上の大きさの差があります。小洒落た東京人がひしめき合っている食事処で、おいそれとQ2みたいに大きなカメラを取り出すと「フン、田舎者が写真を撮って調子に乗っているぜ 草」と、きっと見下されるでしょう(個人的見解)。

そんなかなり勝手な被害妄想を抱いていますが、人口密度の高い食べ物屋さんでは、やっぱり小型で写りの良いGR3xの方が、スマートにメシ撮りを楽しめるはずです。

その目論見は思った通りで、あまり心理的影響もなく、サクサクっとメシ撮りを楽しめました。ただ、日頃は主にQ2の28mmでメシ撮りを楽しんでいたので、換算40mmの画角でのメシ撮りは割と戸惑います。やっぱり、思ったよりも引いた画が撮りにくいのですわ。

あとね…やっぱりAFがスパッと合いませんねぇ。どうしてもメシ撮りは被写体に近くなるし、意外と美味しく盛られた食べ物ってコントラストの差が出にくいものなので、AFが合いにくいのはしょうがいないのですが、その辺はQ2の方がストレスはなくAFが決まります。

あと被写界深度についてですが、GR3xは換算40mmでF2.8なのですが、実絞りは26mmでF2.8になります。つまりQ2の28mmF1.7よりも深度が深いワケなんですが、これがメシ撮りにはちょうどいい塩梅なんですわ。

つまりメシ撮りをする時にはほぼ開放絞りのままで撮れば、程よいボケ具合であまり絞ることを考えなくていいのです。また、食べ物屋さんによっては暗めの室内であることもありますが、F2.8ぐらいだとギリギリブレない明るさでもあるのですわ。

まぁGR3xは、ライカMレンズを持ち出した時のメシ撮り専用機にする予定でしたので、その当初の目論見は達成できたということです。

そんなワケで、GR3xは先日アップしたようにスナップにしてもメシ撮りにしても、手に入れた当初に思っていたよりも、思った以上の働きをしてくれているので大満足です。

でもね…GR3xはいいとしても、東京では色々食べて飲んで散財したので、しばらく私はエンゲル係数を抑えた生活をしないといけません。多分、太っているし…。。
今回の機材 RICOH GRⅢx
コンパクトなRICOH GR3は旅のお供に最適ですね!
料理屋でサッと撮りたい時にもコンパクトなので周りに気兼ねなく撮影できていいんですよね。
私のは28mmですが、飯撮りには40mmのほうが向いてるかも・・・。
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40mmの方が28mmよりも、撮りたい料理から少し離して撮れるので、AFがスパッと決まりやすく撮りやすいです。ただ、定食を頼んだ時にご飯やおかず、汁物を全部入れようとすると、席を立たないといけないのがメンドーかなぁ。。
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なるほど、一長一短ですね。
けど単焦点にはズームにない魅力がたっぷり!
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