なんかね…Nikon Z5を持ち出す時って、Nikon Dfを持ち出す時に比べて、あまりテンションが上がらないのですわ。やっぱりOVFで撮りたいとの欲求が強すぎるみたいなんです。。
でもね…撮り始めると、とても見えやすいEVFとシャープな写りに大満足してしまいます。そう…Z5は出来る子…いや、かなり出来る子ちゃんなのです。
という訳で、Nikon Z5と仲良く…の第二段です。今回は、クリエイティブピクチャーコントロール『モーニング』です。ちなみにニコンのサイトで『モーニング』の解説を見てみると…早朝のすっきりとした空気の中で撮影したような雰囲気に。暗部をやや明るめにし、全体の色調を透明感のある青傾向とすることで爽快感のある画調になります…とあります。
うん、確かに早朝の爽やかな雰囲気を醸し出していて、とても気持ちいい写りをしてくれます。
今回はVMマウントアダプターを介して、Viogtlander COLOR-SKOPAR 35mmF2.5 VMと、FTZマウントアダプターを介して、SIGMA ART 135mmF1.8を使って撮っていきました。だって、Zマウントレンズを一本も持っていないんだも〜ん。。
もちろんJPG撮って出しですが、Z5は24Mの画素数がありますので、Lightroomでちょいちょい弄っても画像は破綻することもありません。そう…デフォルトの『モーニング』の写りが気に入らなければ、シャドーやコントラスを弄っても大丈夫ということです。
もちろん、デフォルトの『モーニング』もいい感じですが、ちょいとコントラストを高めて、シャドーを落とすと、RICOH GR3のイメージコントロール『ブリーチバイパス』に近い雰囲気になります。
というか、ブリーチバイパスよりもクセが少なくて、ワタクシは『モーニング』を弄った方が、好きだったりします。
まぁぶっちゃけた話、『モーニング』って青被りな仕上がり(実際は、そう単純な色構成では無いと思いますが)なので、海のブルー、山のグリーンなどと相性がいいですし、もちろん撮影の時間帯は午前中の早い時間がいいと思います。
ええ、その為にお寝坊さんのワタクシでも早起きして撮ってきました。クソ眠い中で撮って来ましたが、撮影していると、身体に心地よい朝の冷気と、『モーニング』の気持ちいい爽やかな写りを堪能できて、その日一日は気分良く過ごせました。
写真には積極的に光を入れていきました。やはり光が入って、明暗差があった方が『モーニング』の色味と相性がいいですし、光が入っていないとただの青被りした画になり、せっかくのZ5のシャープな写りを活かしきれていません。
ということは、曇り日よりも晴れの日の方が相性のいいピクチャーコントロールという事でしょう。常用するピクチャーコントロールでは無いと思いますが、朝の爽やかな冷気を写し込むには、覚えていてもいいカラーフィルターだと思います。
今回の機材 Nikon Z5 + Viogtlander COLOR-SKOPAR 35mmF2.5 VM / SIGMA ART 135mmF1.8
2 Replies to “Nikon Z5と仲良くするために、色々なピクチャーコントロールを試す件②モーニング”