
岡山の冬の風物詩として『蟹バス』というのがあります。そう…岡山県南人が鳥取や島根、城崎辺りに日帰りか一泊で温泉と蟹を堪能できるバスツアーです。フフフ…羨ましいですか?

まぁ費用も日帰りなら15000円前後で、往復のバスの運賃も込みです。そして今回は、雪がほとんど積もらない岡山県南人にはレアな雪景色を楽しめそうな雰囲気です。早速Leica 2で雪景色と蟹料理を激写しに行きました。

蟹バスは何ヶ所か停まってツアー参加者をひらって行くのですが、私が乗った場所はバスの出発場所でしたので、到着まで一番長くバスに乗ったことになりました。つまり7時前にバスに乗り込んで、到着先の鳥取県三朝温泉の『斉木別館』まで5時間以上バスに揺られていたことになります。

乗ってから約3時間後に岡山県高梁の高速SAでトイレ休憩をしましたが、すでに雪化粧が始まっていました。フフフ…もっと北にある三朝温泉は、きっと雪深くて撮影を楽しめるだろうな…と、期待感が爆上がりします。

バスが進むにつれドンドン雪が深くなり、車窓からでも美しい雪景色を堪能できます。もちろんQ2を取り出して激写…はせずに楽しみは先に取って、今は早起きで眠いので仮眠をすることにしました。

そして、いよいよ到着30分ほど前に起きて、雪景色を車窓から撮ったのですが…ん?仮眠する前よりも積雪の量が少なくなっている?と、首を傾げたところ…オーマイガ!!ドンドン積雪が少なくなり、宿に着いた頃にはほとんど積雪のない景色になっていました。

これならバスの中でもっと雪景色を撮って置けばよかったよ…と、落胆したのですが、まぁ蟹料理が本当はメインなので、気を取り直して蟹料理を舌とQ2で楽しんで温泉で癒されました

三朝温泉の蟹は『松葉蟹』で、身も味噌もしっかりと詰まっており、酒など飲む間もないほど食べるのに忙しかったですね。

食事時間は2時間のプランでしたが、実際に食べ切るまでの時間は2時間足らずかかりました。それ程に出てきた蟹の身はしっかりとあり、それらを殻からほじくり出したり、身をすすったりするのに時間がかかりました。

もちろん、それらの行為は美味しく楽しい時間であり、根が意地汚い…じゃない貧乏人…じゃない食物を大事にするニンゲンな私です。しっかりと食べ尽くされた蟹たちは成仏してくれたことでしょう。

あと三朝温泉の泉質は高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉です。冬の乾燥でカサカサして痒くなったお肌も、入浴後はツルツルになり痒みも治っていました。これなら毎日入りたいですね。

ちなみに湯温もちょっとぬるめぐらいで、ぬるま湯な人生を送っている私にはちょうど良く、長風呂には最適でした。

そんなワケで、機会があれば2月ごろの雪深い時にもう一度行きたいです。できればお泊まりをしたいですが、やっぱり無理かなぁ。。
今回の機材 Leica Q2