去年も行った場所ですが、歴史ある瀬戸内海の牛窓の海をバックに、ピンクの可憐な花弁を咲かせるツツジを撮るのは、春の楽しみの一つです。ただね…本当は、XCD21mmF4の超広角レンズで撮りにいく予定でしたが、レンズを付け替えるの忘れて、XCD45Pで行った忘れん坊の私です…テヘペロ。。
しか〜し…去年は同時期に満開のツツジを撮れたのですが、今年は桜も早く満開になった分、ツツジも早くから満開になっていたようで、私が行った時はかなり枯れ始めていました。その分、画になるのは一部分だけだったので、逆に換算36mm相当のレンズで丁度良かったですね。
開放絞りがF4でも、ツツジに近付いて撮ればかなりボケます。いや、むしろある程度絞らないとボケすぎます。F8以上に絞って撮っても、背景のボケは硬くならず、自然なボケ味を出すのは、やっぱりラージフォーマットだからこそでしょう。ホントね…中々開放絞りで撮る気を持たせてくれません。
ただなぁ〜ホントは、XCD21の換算17mm相当の超広い画角に、ツツジと背景に瀬戸内海を広く入れる構図を考えていたのですが、レンズを間違えていたのと、ツツジが終わりかけていたのとで、思った画が撮れなかったのは残念ですわ。
それにしても帰ってマックで写りを見てみると、1億画素って凄いっすね。ピント部分を拡大しても全く荒れる事もなく、普通に見えなかった部分までしっかりと写し撮っているのが見て取れます。それだけ画像の情報量が半端ないって事ですねぇ。これなら、中望遠レンズの代わりに標準レンズで撮って、後でトリミングしても十分に画質は担保できますわ。
AFはやっぱりのんびりしていますが、私が撮りたい所へは大体迷わずにスッと合わせてくれます。ただね、EVFを覗きながらAFポイントを背面モニターをパッドにして移動する時に固まって移動しない時がたまにあります。
移動中に背面モニターに何かが当たってカメラの仕様でそうなっているのか、ただ単にバグなのか分かりませんが、これが意外とストレスですわ。EVFから目を離して背面モニター上でAFポイントをタッチして移動すれば固まりは解除できるので、それ程目くじらを立てる必要はないのですが、その内ファームアップで何とかしてもらいたいですね。
そんなワケで、ジョジョに何となくカメラの癖とも仲良く慣れてきているので、今後も使い込んでいこうと思います。
今回の機材 HASSELBLAD X2D 100C + XCD45mmF4P