
え〜とね…先日のブログにはSL2-S + SL24-90mmF2.8-4 ASPH.のAFズームレンズの素晴らしい楽ちんさを散々書き、もうMF単焦点レンズなんぞいらんわいと叫んでいましたが……あれはウソだ。。

やっぱりアポクロマートが施されたアポズミM75は、苦労してでも撮影をしたくなるレンズでござる。しかも、M10-Rにつけてレンジファインダーで撮りたいレンズなのですわ。

まぁ実際に、老眼ボーイの私があまりコントラストの少ない菜の花などをレンジファインダーで絞り開放で撮るにはちょっと難しくはありますが、F2.8〜F4ぐらいに絞れば十分なボケ感としっかりとした芯のあるピント面を堪能できます。

ただ5m以上離れたものを撮るときは、絞り開放でも十分にピントを合わせられるので、最短距離付近だとちょっと絞り、中距離以上になると絞り開放で撮っていきました。

また撮影日はあいにくの曇天でしたが、逆に絞り開放で撮るのが大好きな私には好都合です。大口径MFレンズならではの蕩けるようなボケ味を堪能してまいりました。

話は変わりますが、ライカレンズは単純に焦点距離や開放F値でレンズの個性を図れるものでないのは重々承知しております。いまだにアポズミM75の使い所がよく分かっていないのは、レンズに申し訳ないとも思っております。

ただ私の現状手元にあるライカレンズを全て使い尽くすには、凡人である私の残りの人生の時間をかけても難しいように思われます。そこで使い込みたいレンズを絞り、それ以外のレンズを手放してみよかな…とも思っています。

幸か不幸か…ライカレンズが値上がりしました。これは中古レンズも値上がりは必至であり、それに伴って手放す時の値段も上がってきています。そろそろ写真に関して自分自身の好みも分かってきたので、機材を含めて整理する時かも知れませんね。消費税の支払いも迫っていますし…(これが本音だったりして)。
今回の機材 Leica M10-R + アポズミクロン M 75mmF2 ASPH.