![さぁキミもワタシもキュビズムを知って、キュビストになろうぜ…的なボードでしょうかね。。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/41c28cbc-615b-4ec1-9236-acc407852b59.jpeg)
京都京セラ美術館は、私的には関西で一番好みな展示をしてくれる素晴らしい美術館でござる。もちろん、他の美術館も素晴らしい展示をしてくれますが、年間を通して行ってみたい、もしくは行かなきゃダメだろ的な展示をしてくれるので、年に数回通うハメになる美術館でもあります。
![まずはピカソと言えばキュビスムですよね。キュビスムの初期の作品なので、それ程難解ではないです。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/49a4d145-d973-418d-9bb9-94d0db1bac22.jpeg)
まぁ地元にこのような美術館があれば毎週欠かさず通えるのでしょうが、私の家から新幹線を使っても2時間半はかかる距離です。もちろん交通費も貧乏美容師には負担になります。嗚呼…京都に引っ越したい。。
![愛娘の大好きなシャガールです。独特のタッチはいかにもですね。夢に出てきそうです。。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/86995afb-0c1b-41c9-9919-26b79d1a3ddd.jpeg)
そんなワケで、今回は私の苦手な『キュビスム』をテーマに展示をしている京セラ美術館に行ったのですが、これがね…ちゃんと音声案内を聞きながら、展示されている説明文をしっかりと読めば、あら不思議…最近センスの枯渇を心配している中年美容師でも、キュビスムの素晴らしさがちょいと理解できるようになりました。
![この頃のブラックもキュビスムでも解りやすいです。段々と私みたいなシロウトでは難しい作品にアップデートしていきます。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/82dba45e-f89a-4648-806c-7731bcf3b7ab.jpeg)
まぁキュビスムといえばパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックなどが真っ先に思い浮かび…というか、私の頭には両巨頭の絵しか浮かびませんでしたわ。しかもちょっと難解なキュビスムの絵しか浮かばず、ちっとも理解できませんでした。
![キュビスムは絵画だけではなく、彫刻や建築にも発揮されています。こちらはクールでモダン、そしてミニマニストの部屋に置きたい作品ですね。ええ、もちろん私の猫砂で散らかった部屋でには置けそうにありません。。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/3b483c2d-70ee-4ca7-b0dc-72982aa1b1bc.jpeg)
しかしね…この展示を見ると、キュビスムとは20世紀の美術界…いや世界的なムーブメントであり、多くの新進気鋭な作家たちが参加して両巨頭以外にも、多くの素晴らしい作品を残しているのを理解できます。
![レジェの1920年の作品です。うん、私には難解過ぎます。。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/89e43b05-a003-4464-9feb-ba57aeb10340.jpeg)
![同じくレジェの作品で、1913年です。色使いや配置など、何となく理解できそうです。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/015fd079-22a5-40e1-a872-7d5f6122c8d6.jpeg)
![こちらは1910年のレジェの作品です。ここまで来ると印象派の絵からキュビスムへと移行していったのが理解できますねぇ。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/09907014-970f-4b52-a789-30feda879f0b.jpeg)
それにキュビスムにもそれぞれの段階があり、私みたいなシロウトでは難解で理解し難い作品もありますが、同じ作家でもその作品ができる前の段階の別作品は、キュビスムの範囲の絵でありながらも理解できるものも存在します。
![ロベール・ドローネー《パリ市》 1910-1912年 こちらは最後の方に展示されていました。それまでしっかりと説明文を読み、音声案内を聞いているとキュビスムの面白さを感じているはずです。そしてこの作品の美しさに感動していることでしょう。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/2a5aaa2d-32cc-4d78-9057-2b6e79ff8a07.jpeg)
まぁまずはそちらからキュビスムの面白さを理解していけば良いんじゃね?と、軽い気持ちで鑑賞して行きました。そんなワケで、たっぷり3時間ほどかけて鑑賞しましたが、そこまで時間がかかったのは写真が撮り放題だったからですわ。
![こちらもキュビスムの作品なんですね。印象派からキュビスムに移行しているのが、何となく解りますねぇ。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/2cb147c7-9d65-4516-a488-f123931b8602.jpeg)
もちろん写真NGの作品もありますが、ほとんどの作品は撮影可能です。しかも音声案内はスマホのアプリでも聴けるので、自慢のイヤホンで合間にジャズを聴きながら鑑賞可能でした。鑑賞後はヘトヘトになりましたが、とても充実した気分になりますので、みんなも是非京都京セラ美術館でキュビスムを堪能してくれ。
今回の機材 HASSELBLAD X2D 100C + XCD38mmF.5V
![換算31mm相当の画角なので、絵画を撮るにベターです。まぁどうせ後で画角調整はするのですがね。。](https://yutaroku.home.blog/wp-content/uploads/2024/05/50920a7f-053f-405c-aadf-10ef53d9c939_1_105_c.jpeg)