Nikon Z5と仲良くするために、色々なピクチャーコントロールを試す件③一気に4種類を試しました

Scroll down to content
E17EACF0-DF93-48DC-B42F-B945114CB184.jpeg
メランコニック

ワタクシにしては、珍しくシリーズモノが続いていますが、今回は一気に4種類のピクチャーコントロールを試しました。ええ…このまま色々なピクチャーコントロールを試すのが、ちょっと面倒臭くなった訳ですわ。

77B9BB49-C773-49F0-BBA9-892609644FE7.jpeg
メランコニック

まずは『メランコニック』からです。メーカー曰く「わずかに気だるさの漂う、レトロ調の表現に。全体的にマゼンダがかった画調になります。彩度と輪郭を弱めているため、柔らかな印象の画像を撮影できます」より…。。

2B0B694A-C841-47D1-A2F1-9FD2D7F36FAD.jpeg
メランコニック

実は今回のピクチャーコントロールで一番に使いたかったフィルターです。Nikon Z5 + AF-S Nikkor20mmF1.8G EDというほぼ最新機材での撮影になるので、今のワタクシの好みの写風からすれば、キレイに写り過ぎてしまいます。

B004412B-E479-449D-8A0D-33CB9CDACB9F.jpeg
メランコニック

そこで『メランコニック』で撮ると、程よいコントラストの緩さと、レトロ感を感じる色味と合わさって、気に入った仕上がりになりました。

22736E0D-5D3D-4820-B074-E5ABDF54167D.jpeg
ピュア

次に『ピュア』。メーカーが言うには「ベールをかけたように柔らかく、無垢なイメージに。全体的に柔らかな印象の青味がかった画調になります。特にハイライト部やシャドウ部から感じられる青味により、静かな雰囲気を演出できます」です。

6D23B100-8BCE-43CC-B91D-911827F532E9.jpeg
ピュア

青味のかかっている影響で、仕上がりはクール系になり、『メランコニック』とは違うレトロ感を感じられます。特に『メランコニック』の後にこのピクチャーコントロールを使うと、『メランコニック』よりもコントラストの高まりを感じられて、目が覚める思いがしました。

F013023E-0ADA-48D1-A8E8-70A4AD3E1023.jpeg
ドラマ

で、次は『ドラマ』だよん。メーカーがグダっているには「光と陰を強調した、重厚感のある表現に。暗めの画調でありながら、ハイライト部をより明るく表現できます。光をドラマティックに演出するのに適しています」だよ〜ん。。

F4B3B98B-6C49-4F17-8295-250F465C8052.jpeg
ドラマ 木の質感などとも相性がいいですね。

今回のチューリップ畠で撮るには、一番マッチしていませんね。PENTAXのカスタムイメージの『銀残し』のコントラストを上げて暗くしたような仕上がりです。バイクとか金属ものを撮るに適していそうです。

73DCB12F-2506-4AC5-9AF3-12ABF763599F.jpeg
ドラマ

じゃあ何でこの『ドラマ』で撮ったのかというと、ペンタキシアンとして『銀残し』に近いものは、やっぱり撮りたいじゃないっすか。。

8CE0221E-31B9-41E8-8566-8BA26C131B12.jpeg
ソンバー ちょっと陰気な仕上がりだったので、露出を上げました。え?ソンバーの意味がないかって?サーセン。。

最後に『ソンバー』どす。メーカーが言わはるには「憂いを帯びた、雨上がりのようなしっとりとした雰囲気に。彩度を高めにして明度を抑えることで、アンダーながらしっかりと色味を感じられる表現になります」となりはります。。

0ABAE2E5-4AA9-4981-8486-4CC0B427CA7A.jpeg
ソンバー

『ドラマ』で撮った後に『ソンバー』で撮ると、高まった彩度が眩しいですね。ただ、どんよりと曇った雰囲気になりますが、その分光の周りに均一性が出るので、撮るものをしっかりと写したい時に使えそうです。

889ACCED-7286-43F1-A8E5-2217A8C316F1.jpeg
ソンバー この仕上がりの色が、一番ソンバーらしい雰囲気ですね。

と、ワタクシなりの感想を持ってピクチャーコントロールを色々と試してきましたが、正直に言いますと、よほど好きなピクチャーコントロールでない限り、やっぱり途中で飽きてきます。

9E939D4E-761C-4794-BE04-698B6D7E96D0.jpeg
ソンバー

それは、ミラーレスカメラは撮っている最中も、選んだピクチャーコントロールでの仕上がりを、常にファインダーで見ながら撮ることになりますので、新鮮味をすぐに感じなくなるからでしょう。

4A7918E2-BB42-4126-9A58-51C7ED5A2DC5.jpeg
メランコニック

 まぁ写真の仕上がりを常に見ながらシャッターを押せるのは、ミラーレスカメラの長所なのでしょうが、ワタクシみたいにレフ機サイコー、OVFダイスキ〜なニンゲンは、結果が見えているのにわざわざシャッターで押さなくてもよかばい…と思ってしまうヒネクレモノなんです。

8357469C-DDF1-4AF1-A923-71B2A6D750D1.jpeg
メランコニック

あと、やっぱりRAWで撮っているので、ピクチャーコントロールに近い仕上がりは、LightroomなどのRAW現像ソフトでできるので、そこまでピクチャーコントロールで撮ることの重要度は高くならないんですよね。

536D7674-6C7B-4344-901B-58048C30C454.jpeg
メランコニック

あ、そんなことを言ったら、そもそも「Z5と仲良くするために〜」と言うシリーズモノが成り立たなくなります。

9A3635F2-BDE5-4F03-961A-6DE07661097D.jpeg
ドラマ

でも、Z5は写しだす画も、撮影中のハンドリングも、MマウントのVoigtlanderレンズを付けた時の見た目のカッコ良さも気に入っているので、これからもZ5とは仲良くできそうです。

今回の機材 Nikon Z5 + AF-S Nikkor20mmF1.8G ED

コメントを残す