
先日のブログに、Leica M10-R + アポズミクロンM 75mmF2 ASPH.で紅葉を撮りに行くと、私のレンジファインダーの腕前では開放絞りで紅葉を上手く撮れませんでした云々と書きましたが、悔しいのでアポズミM90をSL2-Sにつけてリベンジです。

まぁSL2-Sの見えやすいEVFにかかれば、老眼ボーイの私でもMF中望遠レンズの開放絞りなど余裕です。お好みのF値で撮影が楽しめますわ。

ただ最近は、単焦点レンズを使うなら35mmや50mm、もしくはLeica Q2の28mmがお気に入りの画角です。特に準広角あたりが楽しいですね。

え?それは換算40mmのRICOH GRⅢxを手に入れたからだろって?いやいや、そちらを手に入れる前から、28mmや35mmが好きになっていたのですわ。

そもそも私は、望遠レンズで撮った時の圧縮感からくる圧倒的なボケ味が味わいたくてカメラを始めたニンゲンです。また、ヘタクソ故に広角で撮ると画角内の整理を上手くできない為に、頑なに28mmや35mmの画角を敬遠していた時があります。

その為、今の手持ちのレンズはLeica SL24-90mmF2.8-4 ASPH.の24mmが一番広い画角です。つまり広角ズームレンズも24mm以下の広角単焦点レンズも持っていない体たらくなのですわ。

そんななんちゃって広角レンズ好きの私ですが、やっぱり90mm辺りで撮るとワクワクしますねぇ。だって、自分の好きなものをダイレクトに撮って主張できるのですから、本能に任せてパシャパシャ撮れます。

特にアポズミM90を開放絞り付近で撮った時のクリーミーな蕩けるようなボケ味は美しいですねぇ。まぁ人によれば好みでないちょっと癖のあるボケ味かもしれませんが。。

ただこのレンズを使うたびに、中望遠レンズを開放絞りで使う楽しさを享受出来る悦びに浸れます。もちろん絞れば解像感溢れるシャープな写りを楽しめます。なんとも官能的なレンズでありますわ。

今のところ私の持っているライカMレンズの中望遠レンズは3本ありますが、それぞれが違う傾向の写りをしてくれるので、どれも手放せません。

実はその3本のうちのどれかを売って、SLマウントの広角レンズを買おうかと思ったのですが、どうやら無理そうですね。そうなるとだ…ちょっと前に手に入れたSIGMA A105mm DG DN MACROを手放そうかと思案中です。

ただそれだと欲しい広角レンズを手に入れるには、持ち出しの金額が大きく出そうなので難しいところです。ハァ〜…全くカメラ趣味は金がかかる。。
今回の機材 Leica SL2-S + アポズミルックスM90mmF2 ASPH.