昨日のブログでは、ハッセルブラッドでネモフィラと芝桜の写真をアップしましたが、実はSL2-S + SL90-280でも撮っていたのですわ。え?いつもブログを水増しするために、遠出する時はカメラは2台以上持って行っているのは予測していたよって?…チッ、バレていたか。。
まぁブログのタイトルも昨日と同じでカメラとレンズが入れ替わっただけです。ホント手抜きでスマンな…。でもね、タイトルは手抜きでも、レタッチはちょっと頑張りましたわ…というか、レタッチをある程度頑張らないと、ネモフィラは地味な雑草の集まりにしか見えないのでござる。
これはライカやハッセルのデジカメに共通することですが、写りがアッサリしているのも一つの要因です。つまり、実際に見た(もしくは記憶している)色よりは地味に、存在感が薄く写っているのです。
あとね…春は晴れの日でも花粉や黄砂の影響で空気中の浮遊物が多く、それが光と反射して被写体のコントラストを下げることになり、いよいよ写りが地味になるのですわ。
まぁそれらはCPLフィルターを付けるなりすればある程度緩和されるのでしょうが、慌てん坊でドジっ子な私は、CPLフィルターを持っていながら今回も忘れてしまったのでござる…テヘペロ。。
そんなワケで、帰ってマックでネモフィラの写真を見ると、やっぱり薄い…というか、私の記憶している風景の色と違う写りをしていますわ。まぁいつもならちょいちょいっとLightroomのカラーフィルターや諸々の設定を弄ればイメージに近い仕上がりになるのですが、流石に今回はそれらを弄るだけでは無理があります。
つまり、ネモフィラを記憶色に近づけると他の部分もその設定に引っ張られて、不自然な色味なるのです。で、仕方ないのでいつもは御法度にしているマスク機能を使ってゴニョゴニョと弄りました。
そもそもLightroomで色々と弄りだすと、何だか楽しくなってやり過ぎてしまうのはみんなもきっと経験がある思います。え?そんなことないから理解できないって?う〜ん…じゃあ中学生の頃に好きな子にラブレター(昭和生まれだから、LINEなんてない時代だ)を夜に書いて朝に読み返すと、とても恥ずかしいことをツラツラと書いており、自分で書いたものなのにその内容に赤面をしたことがあるでしょう。そんな感じですわ…え?余計に分からんって?…サーセンね。。
そんなワケで、今回は実際のネモフィラの色味とは違うかも知れませんが、私の記憶の中のネモフィラの色に近い感じに仕上げました。ただ、芝桜に関しては、意外にマスク機能を使わなくても記憶色に近いイメージに仕上がりました。
撮った環境は同じなので、ネモフィラに関しては私の思い入れが入り込み過ぎているのでしょうかね?ただ、先日アップしたハッセルで撮ったネモフィラの色は通常のレタッチしかしておらず、記憶色に近い色に仕上がっています。この辺りは、ラージフォーマットと画素数の違いかも知れませんね。今後もその辺りも色々と楽しく検証していこうと思います。
今回の機材 Leica SL2-S + アポ・バリオ・エルマリートSL90-280mmF2.8-4